オーディオ・エクスポートとは?
KORG iMS-20 で作った曲や演奏をオーディオ・ファイルとして書き出す機能です。
以下の3つのオーディオ・エクスポート機能を搭載しています。
1 | Bounce Song |
| | 選択中のソングをオーディオ・ファイルとして書き出します。書き出される区間は、曲の頭から「STOP」/「LOOP」が設定されているソング・ポジション、または最後の小節までです。「STOP」が設定されていて残響音で曲が終わる場合は、自動的にフェード・アウト処理が追加されます。「LOOP」が設定されている場合は、曲頭に戻り、再生しながらフェード・アウト処理が追加されます。
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2 | Bounce Pattern |
| | 選択中のパターンの1ループ分の再生をオーディオ・ファイルとして書き出します。パラメーターのエディット状態や、ミュートやソロなどの設定も含めて、鳴っている音がそのまま書き出されます。エフェクトをオフにして書き出して DAW 上で別のエフェクトを掛けたり、ミュートとソロを使ってパート毎に書き出すこともできます。DAW 上でループ素材として使う場合に便利な機能です。
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3 | Real-Time Recording |
| | 演奏を好きなタイミングでリアルタイムにレコーディングしてオーディオ・ファイルとして書き出します。演奏したデータを SoundCloud にアップロードして公開/共有したり、データの一部分を DAW 上でループ素材として切り出したり、パターンをしばらく再生しておいて長いループ素材として書き出す、といったさまざまな用途に利用できます。
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各コマンドは「GLOBAL」にて実行します。書き出したオーディオ・ファイルは SESSION BROWSER の「Exports」ライブラリで管理します。オーディオ・ファイルを SoundCloud で公開/共有したり、iTunes 経由で簡単に Mac/PC に転送でき、音楽や映像制作等に活用できます。Mac/PC への転送方法は下の項をご覧ください。
| 作成したオーディオ・ファイルの形式は、Wave フォーマットの 16bit/44.1kHz/ステレオです。 |
Mac/PC への転送方法
- iPad を USB ケーブル で Mac/PC に接続します。
- Mac/PC 上で iTunes を起動します。
- iTunes の左サイドバーから iPad を選択します。
- 上部のタブで「アプリ」を選択します。
- スクロール・ダウンして、ファイル共有の下のアプリから「iMS-20」を選択します。
- 右側に表示される「iMS-20 の書類」の中に、書き出されたオーディオ・ファイルが表示されます。ドラッグ&ドロップで Mac/PC 上にコピーします。また、オーディオ・ファイルを選択して、キーボードのデリート・キーを押すことで、削除することができます。
| オーディオ・ファイル以外のフォルダ/ファイルは削除していないでください。Windows では「.ims20.d」というフォルダが見えますが、削除すると作成したすべてのデータが消える可能性があります。 |
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