|
|||||
「M1」は、非常に音が良いし、使いやすいし、ライブラリーも沢山あるし、かなり良くできたソフトシンセであります。ていうか、私の使っているソフトは殆どが海外で開発された物で、国産のソフトシンセは殆ど使った事がなかった訳であります(国産の音楽系ソフトってあんまりないですよね?)。しかしながら、この「M1」は国産という事もあるのか、非常に生理的に気が合うのであります。
エディットも簡単なので、即効性にも優れています。しかしながら、複雑な音も得意であります。ライブラリーもインストルメンツやキャラクターなどで分類されているので非常に簡単にブラウズできたり、インサートFXも豊富に揃っていたり・・・兎に角、痒い所に手が届く訳であります。非常にキメ細かく作ったんだろうな〜というのが感じられる、非常に優秀な、和製ソフトウェアであります。
NUMBプロフィール:
1992年、ニューヨークのINSTITUTE OF AUDIO RESEARCHでエンジニアリングを学び、帰国後の1995年、CALMと共にレーベルKARMA MUSICを立ち上げ、シングル「FILE#2 /深脳」をリリース。1997年にはレーベル、リヴァースの立ち上げに携わり「BEGINNING OF THE END」「ILLFUSION」「89」といった12インチシングルをリリースする。
そして、2002年にリリースしたファースト・アルバム『NUMB』は、鋭さと荒々しさの裏に静寂さを合わせもつ奥深いサウンドで、聴く者のすべての感覚を振動させた。
NUMBはサウンド・パフォーマンスにおいて、ラップトップを用い、MIDIコントローラーでビートやヴォリューム、エフェクトや曲の構成をリアルタイムに操り、フィジカルに演奏する。そして、その音が身体に吸収されると、退化していた器官は開き、細胞が音を聴き始める。
その霊妙な演奏は、パリで行われたBATOFARやアムステルダムのSONIC LIGHT、日本のFUJI ROCK FESTIVAL等、国内外で高い評価を得ている。
2003年5月、それらのサウンド・パフォーマンスをパッケージしたライヴ・アルバム『東京』をリリースし、凄まじい勢いで変貌する東京の街に疑問を投げかけた。そして、消費やスピードと引き換えにしてきたものを取り戻したいという彼の強い念が、ラップトップに魂を宿らせた。2004年、そのサウンドはエレクトロニカ、テクノ、ブレイクビーツ、トランス、ヒップ・ホップと総てを網羅しながら、新たなグルーヴの創造を続けている。
Related Link
http://numb.mu
http://www.revirth.com
プライバシーポリシー
|
© 2005-2024 KORG Inc. All rights reserved. |