Mono/Polyソフトウェア・シンセサイザーでは、KORG独自のCMT(Component Modeling Technology)によって、数多くのミュージシャンがKORG製品の中でもベスト・シンセサイザーとして挙げているオリジナル のMono/Polyを完全に再現しています。また、これらのオリジナル・サウンドやコントロールの忠実な再現に加え、最大32ボイスのポリフォニック 設定、最大16ボイス(スプレッド機能付き)のユニゾン設定、究極の8系統バーチャル・パッチ機能な ど、多彩な音創りを可能にする多数の機能を搭載しています。
これにより従来のアナログ・シンセサイザーでも現在のアナログ・モデリング・シンセサイザーでも得ることのできない、Mono/Polyソフトウェア・シンセサイザー独自のサウンドを確立することに成功しています。
コルグのサウンド・メイキング技術の粋を集めた新しいMono/Polyサウンドが、あなたのイマジネーションを駆り立て、次の時代の音となっていくことでしょう。
Mono/Polyのオリジナル・パラメーターについては、「Mono/Poly取扱説明書」と「Mono/Polyセッティング・チャート」もあわせて参照してください。
WAVEFORM [ TRIANGLE,SAW, PW, PWM] - オシレーターの波形を選択します。
SEMITONE[–24...+00...+24]- VCO1 のピッチを半音単位で調節します。± 2 オクターブの範囲で調節できます。
LEVEL[0.00...10.00] - VCO1 の音量レベルを調節します。
TUNE[–100.0...+0.0...+100.0 cent] - VCO2 ~ 4の各オシレーターのピッチを± 100 セントの範囲で調節します。
WAVEFORM [ TRIANGLE,SAW, PW, PWM] - オシレーターの波形を選択します。
SEMITONE[–24...+00...+24]- VCO1 のピッチを半音単位で調節します。± 2 オクターブの範囲で調節できます。
LEVEL[0.00...10.00] - VCO1 の音量レベルを調節します。
LEVEL[0.00...10.00] - ホワイト・ノイズの出力レベルを調節します。 ノイズは管楽器のブレス音やSE などに使用します。
TIME (PORTAMENTO TIME)[0.00...10.00] - ポルタメント・タイムを設定します。値が大きいほど、音程がゆっくり移行します。 和音を弾いたときにもポルタメントがかかります。
DETUNE[0.00...10.00] - 4つのオシレーターのピッチに差をもたせ、音に厚みを与えます。 値を大きくするほどピッチの差が大きくなります。
TRANSPOSE[–24...+00...+24] - オシレーター全体のピッチを半音単位で調節します。 ± 2 オクターブの範囲で調節します。
TUNE[–100.0...0.00...+100.0 cent] - オシレーター全体のピッチを± 100 セントの範囲で調節します。
BIPOLAR (PWM SRC Bipolar)[ON, OFF] - モジュレーション・ソースの極性を選択します。
PWM SOURCE[VCF EG, MG1, MG2] - パルス幅に対するモジュレーション・ソースを選択します。
INTENSITY[0.00...10.00] - “PWM SOURCE”で選択したソースでモジュレーションをかける最大パルス幅を設定します。
WIDTH[0.00...10.00] - パルス幅を設定します。0.00 または10.00 にすると無音になります。
ON/OFF[ON, OFF] - オシレーター・モジュレーションのオン/オフを切り替えます。
MOD TYPE (VCO Modulation Type)[SYNC , S&X, X-MOD ] - モジュレーションのタイプを選択します。
SYNC: シンク・モジュレーションをかけます。
S&X: シンク・モジュレ ーションとクロス・モジュレーションをかけます。
X-MOD: クロス・モジュレーションをかけます。
MOD MODE (VCO Modulation Mode)[SINGLE, DOUBLE] - “モジュレーションのかかり方を設定します。
SINGLE: “MOD TYPE”がSYNC のときは、VCO2 ~ 4 がVCO1 の音程に同期します。“MOD TYPE”がX-MOD のときは、VCO1 の出力でVCO2
~ 4 にモジュレーションをかけます。
DOUBLE: “MOD TYPE”がSYNC のときは、VCO2 がVCO1の音程に、VCO4 がVCO3 の音程に同期します。“MOD TYPE”がX-MOD のとき
は、VCO1 の出力でVCO2の音程に、VCO3 の出力でVCO4 の音程にモジュレーションをかけます。
X-MOD (VCO Cross Modulation Intensity)[0.00…10.00] - “MOD TYPE”がX-MOD のときのクロス・モジュレーションの深さを調節します。
FREQ MOD (VCO Frequncy Modulation Intensity)[0.00…10.00] - モジュレーションの深さを調節します。値を上げると、VCO2 ~ VCO4(また はVCO2 とVCO4)の音程も変化します。
BIPOLAR (VCO Frequncy Modulation Bipolar)[+, +–] - モジュレーション・ソースがMG1のときのみ極性を選択できます。
FREQ MOD SOURCE (Frequncy ModulationSource Select)[VCF EG, MG1] - MOD TYPE”がSYNC のときにVCO2 ~ VCO4(または
VCO2 とVCO4)にかけるモジュレーション・ソースを選択
します。
KEY (KEY SYNC)[ON, OFF] - ON にすると、ノート・オンするたびにMG(モジュレーション・ジェネレーター)の位相がリセットされます。
TEMPO (TEMPO SYNC)[ON, OFF] - ON にすると、ホスト・アプリケーションでのテンポ(プラ
グイン動作時)にMG が同期します。
ON 時は“FREQUENCY” LED の色が青色になります。
OFF 時はFREQUENCY” LED の色が赤色になります。
BASE NOTE[1/1...1/32] - “TEMPO SYNC”ON 時に、同期しているテンポに対して
“BASE NOTE”で選んだ音符を“FREQUENCY/TIMES”ノ
ブで設定する“TIMES”の数だけ並べた長さをMGの一周期
として設定します。“TEMPO SYNC”OFF 時は、無効にな
ります。
FREQUENCY/TIMES[0.00...10.00/0…16] - “TEMPO SYNC”ON 時は、“BASE NOTE”と組み合わせて
MG の周期(“TIMES”)を設定します。( ☞“BASE NOTE”)“TEMPO SYNC”OFF 時は、MG のスピード(“FREQUENCY”)を調節します。
WAVEFORM[TRIANGLE, SAW DOWN, SAW UP, RECTANGLE,SAMPLE&HOLD] - MG の波形を選択します。
SOURCE[No Assign, Velocity (+)...Noise VGA EG (+–)] - モジュレーション・ソースを選択します。
DESTINATION[No Assign, VCO Pitch...Panpot] - “SOURCE”で選択したソースでモジュレーションをかけるパラメーターを選びます。
INTENSITY[–10.00...0.00...+10.00] - モジュレーションの深さを設定します。
CUTOFF [0.00...10.00] - フィルターのカットオフ周波数を調節します。
RESONANCE [0.00...10.00] - カットオフ周波数付近の音域を強調します。ノブを最大付近にするとフィルター自身も発振します。
EG INTENSITY [–5.00...+0.00...+5.00] - EGでカットオフ周波数を変化させます。
KBD TRACK [0.0...150.0%] - 入力されたノートのピッチに比例してカットオフ周波数を変化させます。100にすると、カットオフ周波数 の変化がピッチに比例します。
ATTACK [0.00...10.00] - ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を調節します。
DECAY [0.00...10.00] - アタック・レベルに到達してからサスティン・レベルへ移行するまでの時間を調節します。
SUSTAIN [0.00...10.00] - サスティン・レベルを調節します。
RELEASE [0.00...10.00] - ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を調節します。
ATTACK [0.00...10.00] - ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を調節します。
DECAY [0.00...10.00] - アタック・レベルに到達してからサスティン・レベルへ移行するまでの時間を調節します。
SUSTAIN [0.00...10.00] - サスティン・レベルを調節します。
RELEASE [0.00...10.00] - ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を調節します。
RANGE (Bend Range)[0.00...24.00] - Mono/Poly のピッチ・ホイールやコンピューターに接続したMIDI デバイスのピッチ・ベンダーを操作し たときの、ピッチの変化量を設定します。ここでは、ピッチ・ベンダーを+方向へ最大にしたときのピッチの変化量を設定します。
PAN [-5-0-+5 (L-C-R)] - Mono/Polyの出力の定位を設定します。
VOLUME [0.00...10.00] - Mono/Polyの出力レベルを調整します。
ON/OFF [ON, OFF] - アルペジエーターのオン/オフを切り替えます。
RANGE [FULL, 2OCT, 1OCT] - アルペジエーターの演奏範囲を設定します。
MODE [UP/DOWN, DOWN, UP, RANDOM] - アルペジエーターが演奏するパターンを選びます。
LATCH [ON, OFF] - ノート・オフにしてもアルペジエーターによる演奏を続けるかを設定します。
HOLD [ON, OFF] - ONにすると、ノート・オン後の音がホールド状態になります。
UNISON [ON, OFF] - ユニゾンで発音します。
ORIGINAL [ON, OFF] - オ リジナルMono/Poly のPOLY と同じ動作になります。VCO1 ~ VCO4 を使用してポリフォニックで発音します。1 ノ ートに対して1つのオシレーターを割り当てるので、最大発音数は4 ボイスになります。
POLY [ON, OFF] - ポリフォニックで発音します。1 つのノートに対して4 つのオシレーターを割り当てます。
TRIGGER MODE[SINGLE, MULTI (MULTIPLE)] - 1 回目発音時に鍵盤を押したまま別の鍵盤を押して次の音を発音させた時に、リトリガーする かどうかを設定します。KEY ASSIGN MODE”がUNISON、ORIGINALのときに有効です。
SINGLE: 2 回目以降の発音では、EG とMGをリトリガーしません。
MULTI: 発音の度にEG とMGをリトリガーします。
TOTAL [01...128] - 最大同時発音数を設定します。
UNISON [01...16] - ポリフォニック時のユニゾンでの発音数を設定しますポリフォニック時の最大同時発音数は、 “VOICES TOTAL” と“VOICES UNISON”の設定 に依存します。実際の最大同時発音数は“VOICES TOTAL”を “VOICES UNISON”で割った値になります。
DETUNE [0.00...10.00] - “UNISON”を複数の音に設定してユニゾンで発音させたときに、同時に発音する音をデチューン(音程 をずらす)させます。“UNISON”が1(単音)の場合は無効になります。
SPREAD [0.00...10.00] - “UNISON”を設定してユニゾンで発音させたときに、各ボイスの出力をLチャンネルとRチャンネルに振り分けま す。“UNISON”の設定が奇数の場合は、1ボイスだけはセンターに定位します。
ANALOG [0.00...10.00] - ノート・オンの度にオシレーターのピッチとフィルターのカットオフ周波数をランダムに変化させます。